手軽にできる化粧水とは

前にふれたように、バランスのよい食事や適度な運動を心がけることで、代謝活動が上がったり血行が促進されれば、肌の状態もよくなります。健康面でのケアを行わずに、化粧品やサプリメントだけでよい肌の状態を保つことはできません。肌のトラブルを防ぎ、みずみずしい状態を保つには、やはりこまめな肌ケアによる保湿が必要です。ここでは手軽なお手入れの方法の一端として、手作りの化粧水について紹介します。もちろん、最新の技術開発によって、分子レベルでの作用が期待できる市販の化粧品や乳液のようなものは難しいですが、シンプルなケアのものであれば手作りすることができます。
精製水などに、保湿効果のあるグリセリンや尿素、アロマオイルを加えて作ります。尿素は敏感肌の人の場合、刺激を感じることもあるので、自分の肌質に合わせて使用してみてください。また無水エタノールを加えると収斂作用がプラスできますが、こちらも敏感肌の人はご注意を。エッセンシャルオイルは効果、好みによって選ぶとよいでしょう。ただし、個人の状態によって禁忌があるので、使用する際は購入の際に販売店で確認をしたり、パッチテストを行う方が安心です。
ほか、ドライハーブを煮出して作る方法もあります。手作り化粧水は防腐剤が入っていないため日持ちしないので、少量ずつ作って冷蔵庫で保管しながら使用します。
【ハーブやエッセンシャルオイルを使った基礎化粧水の作り方】
[材料]
●基本的な材料
・精製水または芳香蒸留水…100ml
・グリセリン…3〜10ml
●好みで入れる材料
・尿素…1〜3g
・無水エタノール…小さじ1/2
・エッセンシャルオイル 1?3滴
[作り方]
殺菌をした容器に材料を入れて混ぜ合わせます。
ドライハーブを使う場合は、沸騰させた精製水の中に、大さじ1/2のハーブを入れ、数分煮立たせて抽出します。茶こしでこし、殺菌した容器に入れ、グリセリンを入れて混ぜ合わせます。
【竹酢液を使った基礎化粧水】
竹酢液に含まれる酢酸成分が皮膚の角質を軟化させ、収斂作用があります。また殺菌の働きもあります。炭素粒子により皮膚を若返らせる効果もあると言われています。アサヒ - アサヒのことならとても詳しく掲載しています。
[材料]
精製水…100ml
蒸留竹酢液…5滴
グリセリン…3?10ml
[作り方]
殺菌をした容器に材料を入れて混ぜ合わせます。
[参考:肌によいドライハーブ]
カモミール…保湿効果と炎症を抑える働きがあり、美白効果もあると言われています。
ローズマリー…老化防止や疲労回復に効果があり、収斂作用もあります。
ローズウッド…保湿効果があり、収斂作用もあります。
マリーゴールド…肌の炎症を抑え、殺菌作用に優れています。美肌効果もあります。
ローズヒップ…保湿効果があり、肌にハリを与えます。ビタミンCが多いのも特徴。
[参考:エッセンシャルオイル]
ティートリー:殺菌・鎮静・消炎効果があり、日焼けした肌の回復も助けます。
ラベンダー…殺菌作用に優れ、収斂効果もあります。日焼けした肌のケアにもおすすめ。
カモミール・ローマン…殺菌・消炎作用があるため、ニキビ肌などを改善。
ゼラニウム…血行を促進する効果があります。
ローズマリー…老化防止や疲労回復、収斂作用もあります。シワやたるみ防止などに。
化粧水以外にも、先ほど紹介したフットマッサージなどに使える、ボディ用のオイルなども作ることができます。
[マッサージオイル]
身体の老廃物を排出したり、引き締める効果があります
[材料]
・ホホバオイル…30ml
・エッセンシャルオイル…グレープフルーツやゼラニウム3?5滴
 ※ブレープフルーツなどの柑橘系のエッセンシャルオイルは、紫外線に当たるとシミなどの原因になるので、陽が当たる部分に塗布しないなど注意が必要です。
[フットスプレー]
肌の引き締めと殺菌作用があります。消臭にもなります。
[材料]
・無水エタノールまたはウォッカ…10ml
・精製水…90ml
・エッセンシャルオイル…ローズマリーとティートリー…10滴
※ローズマリーは、妊娠中や高血圧の方は使用を避けてください。